青森でアップルパイ巡りをしている人の裏側

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古代メソポタミア二次創作に使う用語まとめ

 

 

 

◯アーシプ
古代メソポタミアの職業。
病魔を祓う仕事。病症に合わせて様々な儀式を行う。
シャマシュを筆頭に、病症によってはアヌ(もしくはマルドゥク)、シン、エアを祀る。
シャマシュメインで祈るが重篤患者はエアも必須。アーシプ集団の守護神はエア。
語源はアッカド語の「唱える」ワーシャプム、アシャープから。


◯アーピル
預言者。神から未来の声を聞き民衆に伝える者。


◯アシンヌ
女装巫女のこと。
寮は別だがやる事は女子と一緒。
ただ女子以上の女子らしさを求められ、採点基準が女子より厳しい。
淑やかで優雅な淑女を演じる必要がある。
体格がいいので力仕事など雑用を押しつけられがち。
多分イシュタル信仰都市にしかいない。
史実だと「男娼」のこと。


アッカド語
古代メソポタミアで使われた言語の1つ。紀元前2400年頃から入ってきたと思われる。
その為実際にギルガメッシュ王がいた時代は使われていない可能性大。


◯アッシュール
アッシリアの宗教的中心都市。都市神はアッシュル。
アッシュルの他エンリル、イシュタル、シン&シャマシュ、アヌ&アダド、ナブーの神殿もある。
古代メソポタミア神話終盤に栄えた。


アッシリア
アッシュール含むメソポタミアより北の地域。


◯アヌ(用語)
キシュとウルクにおける君主の意味。


◯アヌンナキ
神7によるアヌンナキ会議の事。
場所はエンリルの本拠地ニップル内の彼の神殿の一角「ウブシュウキンナ」。
エンリルが最高神の時代ではアヌ、エンリル、エアを中心としてシン、シャマシュ、イシュタル、ニンフルサグが集まり
議題によっては原告・被告の神も召集される。
元は初代最高神アヌと配偶神キの子供という意味。


◯アブツァラリク
ウガリット神話圏の都市国家名。マリやエブラと並ぶ古くからの都市だが資料がない。


◯アマト
侍女。作中では女使用人の事。


◯アムルサーヌ
鶏肉のパイ。生地に魚醤が入っておりパイ生地がいい感じにしょっぱい。
アムルサーヌは直訳すると山鳩という意味。


◯アンズー
巨大な怪鳥。人の言葉を理解する。神となら会話可能。
神話によって敵だったり味方だったりするが、大抵どの話でも雛を育てている。雛サイズでも羊を丸々食べる。


◯イギギ
名も無い低級神達の総称。殆どが個人神。人間内の困り事を都市神や神官に報告する。


◯イシン
古代メソポタミアの都市。バビロンの時代は主要都市となる。
都市神はグラ(ニンイシンナ)
シャマシュが守護するラルサのライバル。後にあっさりバビロンに下る。


ウガリットの美人姉妹
ウガリット神話最高神の妻になる2柱の女神アナトとアスタルト。
血の繋がりはないが両者ともイシュタルの弟子。つまり2柱は姉妹弟子。働き者で努力家。
夫が入る隙もないくらい非常に仲が良く、何より外見がいい。
アナトは「最も麗しい」アスタルトは「最も愛らしい」と評判。
尚、どちらかでも怒らせれば血祭り必須なので扱いには注意が必要。
※資料ではイナンナ・イシュタルのウガリット版という扱い


◯ウル(都市名)
古代メソポタミアの主要都市。当時は海沿いだった。
都市神はシン。シンの為に出来た都市。都市名は「ナンナ(シン)の住まう所」イメージカラーは緑。
最古の法典「ウル・ナンム法典」が授与された都市。この時にきっちり都市が整備され街並みまで美しくなる。
因みにウル・ナンムは人名で本人はウルク出身。
古くから細かい階級社会となり、外国人奴隷も多数居た。貿易が盛んで大量の貴金属の輸入していた。
最後はエンリルによって滅ぼされたという話がある。

 

ウルク(ギルガメッシュ王の代)
古代メソポタミアの主要都市。ギルガメッシュ王がライバル都市キシュから王権を奪う事で最盛期を迎える。
都市神はアヌとイシュタル。イメージカラーは青。人工MAX8万人規模。
農耕と牧畜が盛ん。王の黄金律によって経済力があり、エジプトやインド方面との交易も盛ん。
木材や鉄鋼不足が悩み。
初代からシャマシュが王のフォローをする為、歴代王達は黄金律高め。
兵もいるがギルガメッシュ王本人と相棒のエルキドゥが強すぎる為、他国から畏れられている。
※そもそもこの代はエンリルから安定した統治を任されているのであまり国家間の戦がない。


ウンマ
古代メソポタミアのマイナー都市。
都市神はシャラ。羊毛業が盛ん。
ウルクより後の時代に栄える。


◯エアブズ神殿
エリドゥにあるエアの神殿。
天上界ではエアの家族が揃って住んでおり、ニンフルサグの農園がある為かなり敷地が広い。
エアの妻は複数人いる+居残る娘が多いので女子が多い。


◯エアンナ神殿
ウルクにあるイシュタルの神殿で総本社。ウルクの神々が集まり食事をする集会所。
天上界のエアンナは1年の半分だけドゥムジが住む。彼が冥界に勤務する間はゲシュティアンナが留守番。


◯エーリブ・ビーティ
アッカド語で「神殿に入ることを許されたもの」という意味で、ごく一部の人間だった。


◯エ・ガル・マハ神殿
イシンにあるグラの神殿。ニンスンの実家。
ギルガメッシュが杉の森遠征で立ち寄り、旅の吉凶を占う場所。
ウルクからは70km北に位置する。


◯エクル神殿
ニップルにあるエンリルの神殿で総本社。
フォロワーではなく本人が自力で作ったらしい。
天上界では敷地内にアヌンナキの集会所「ウブシュウキンナ」がある。
エンリルとニンリル、キ等が住んでいる。


◯エサギラ神殿
バビロンにあるマルドゥクの神殿。エテメンアンキの南にある。
エテメンアンキの完成後、最上階に移設するつもり。
イシュタル門をはじめ門が13個もあったとか。


◯エタナ物語
メソポタミア神話の1つ。
主人公はキシュの王エタナ。子供が欲しくてシャマシュにお願いすると
「穴の中でケガをしている鷲を助けて『子うみの草』を探すといい。」と
アドバイスを受けて旅に出る話し。
物語の序盤には鷲と蛇の話がある。

同じ木の下にヘビ、上にワシが住んでいて友達で互いのルールも決めていた。
でもワシは約束を破り、自分の子供に止められたにも関わらずヘビの子供を食べてしまう。
ヘビは怒ってシャマシュに訴えると、シャマシュは賛同しワシの処罰方法をヘビに伝授。
ヘビはワシを地上に誘き寄せ、羽を降り穴に落とした。ワシは餓死する事になる。
のだが、ワシはヘビに賄賂を送るからと助けを懇願。ヘビはそこで賄賂を受け取ればシャマシュを裏切る事になると無視。
その後ワシはシャマシュに助けを求める。シャマシュは断り「私はお前には関わらない」と言いながら、
人間(エタナ)を差し向けて結局助けた。

因みにこの世界線のアヌンナキは上から
アヌ、エンリル、エア、シン、シャマシュ、アダド、イシュタル。


◯エ・テメン・アン・キ
バビロンにあるマルドゥクの総本社。リンは21世紀で有名な「バベルの塔」と呼んでいる。
平均的な大きさエ・テメン・ニグルの3倍の高さを誇る巨塔。正直完成したか怪しい。


◯エ・テメン・ニグル
ウルにあるシンの神殿。月のように白く美しい。
天上界のエテメンニグルはシャマシュとイシュタルの実家。現在はニンガルが住んでいる。


◯エテンム
アッカド語で死霊。シュメール語だとギディム。


◯エニンヌ神殿
ラガシュにあるニヌルタの神殿。
エメテウルサグ完成までニヌルタはこっちに住んでいる。


エバッバル
シッパルとラルサにあるシャマシュの神殿。「白い家」という意味。シャマシュの本拠地。
家主シャマシュは殆ど不在のため、アヤなど身内か使い魔達が降り立つ。
敷地内にガグームがある(シッパルのみ)


◯エフルサグ
「彼の愛する家」の意味。


◯エ・フルフル
ハランにあった幻のシンの神殿。再建されなかったという記述しかない。


エラム
古代インド方面。ザグロス山脈より東の地域。
エラム語とエラム文字(メソポタミアと違う楔形)を使用。


◯エリシュティ
願い事


◯エリドゥ
古代メソポタミア最古の都市。天から王権が降りた5大都市の1つ目。
都市神はエア。ウルクより昔、BC5500年以上前にできたと言われている。イメージカラー緑。
エアが酒でイシュタルを嵌めようと接待したが、逆に自分が酔ってあらゆるメ(神としての存在力?)を
彼女に与えた事でウルクが主要都市になりエリドゥはゆっくりと衰退していったらしい。
BC600年頃には完全に滅亡したとか。


◯エンネギ
古代メソポタミアの街。
ウルクとウルの間にある小さな都市。都市神は冥界神ギルガメッシュ
冥界へ送る供物の通り道となる管があるらしい。


◯ガグーム
シッパルのエバッバル敷地内にあるシャマシュの嫁達(ナディトゥム)の寮兼修道院
シャマシュのフォロワーである王族や権力者、お金持ちの娘が集まる。入る為には多額の持参金が必要。


◯カナート
メソポタミアの地下用水路。


◯神7(カミセブン)
メソポタミアパンテオンの中でも最上位。エンリルの時代だと序列順に
アヌ、エンリル、エア、シン、シャマシュ、イシュタル、ニンフルサグの7柱。
重要な物事はこのメンバーで集まって決める(アヌンナキ会議)


◯カラーヌ
ハーブ漬けワイン。
イシュタルとジウスドゥラの好物。
ワイン自体はバビロニアでは作られないので、ウガリット方面やアッシリア方面から輸入される。


◯ガルラ霊
エレシュキガルの使い魔。雑用担当。


◯キスプ
アッカド語で供物。冥界の先祖に子孫が捧げる食べ物など。
その為息子が7人いれば死んでからも幸せに暮らせると言われている。
おそらく娘は嫁に出るのでノーカン。


◯ギパル
ウルクの神官、巫女の寮。


◯馭者(ギョシャ)
馬車の操者の事。


◯ギルラム

 

クーフィーヤイカール
西アジアの男性が帽子のように被っている被り布の事。キャスギルの大王冠を抑えている布もこれ。
人間は大王冠が無いので留め具としてイカールという輪っかで押さえている。


◯クタ
古代メソポタミアの主要都市。
都市神はエレシュキガルとネルガル。ネルガルを祀るメスラム神殿がある。イメージカラー赤。


◯クドゥル
境界石。公有地や私有地の境界線に置かれた⒈5メートル程の石。
シン、シャマシュ、イシュタルのシンボルマークなど、魔除け的なものが描いてある。


◯クラバ神殿
ウルクのアヌの神殿。エアンナ神殿より古いがモザイクタイルでオシャレ。
白色神殿とも。


◯権能
神の役割であり能力。
結婚や、養子縁組、出産によって受け継ぐ事が出来る。高位神なら強奪も可能。


◯幸運値
生まれ持った災いの回避率+自己肯定感。
普段は低くても一緒にいる相手が高ければ引っ張られて上がる事もあるし逆も然り。


◯個人神
古代メソポタミアの男子は誕生と共に自分を一生フォローする神がつくと言われている。
基本的には自分の先祖など無名の神。誰がつくかは神が決める。
守護対象を導き裁くことが仕事。守護対象が高位神をフォローする際の仲介者にもなる。
所属都市毎で「神の食事会」が毎日定時に行われそこの食事で魔力を得る。
食事会で神同士が情報交換をして都市神に世情を報告・相談する。


◯祭祀長
都市神を熱心に信仰しつつも、王政に加担する貴重な重鎮。都市神クラスとの会話が可能。
王&長老会と神官、巫女を繋ぐ重要な役。


ジグラット
天界と地上を結ぶと言われている階段状の建築。ジグラットそのものが祭壇でもあり、神が地上に降り立つ為に利用する。
ジグラット内での出来事は天界に丸見えと言われている。
基本的にその都市で最も高さがあり屋上からの見晴らしは最高。演説にもぴったり。
王政の中心地であり、時代によっては学校、食糧庫、避難所など用途他際。
ギルガメッシュのように自宅として寝泊まりする王もいるが、これはあくまでギルガメッシュが半神だから。
普通は近くに人間用の王宮や寮を建ててそちらで生活をする。


◯シスクル
供物、祈りのこと。


◯シッパル
古代メソポタミアの主要都市。天から王権が降りた5大都市の1つで4番目。
都市神はシャマシュ。イメージカラーは金。
農耕と牧畜が盛ん。古くからシャマシュを熱心に信仰しており
独特の修道院ガグームに入る事で「シャマシュの嫁」になれるシステムがある。
この嫁入り持参金により王政が潤い、より熱心にシャマシュ信仰を行った。


◯シズブ
ラッシーみたいな乳飲料
牛乳 白ワインビネガー サワークリーム ヨーグルト 水を混ぜる。お好みで塩やハチミツも。


◯しゃっこい
南部弁で冷たいの意味。咄嗟だと「しゃっけぇ!」になる。


◯シュクットゥ
宝石箱。


◯祝福
神から人間に自分の能力を一時的に分け与える行為。
基本は接吻だが、より継続的に与えるなら性交が確実。
簡単なものなら一瞬で終わるが、霊媒手術並みに複雑な場合がある。
例:飛行、水中呼吸、光耐性アップなど。


◯シュムグ
牛串焼き。因みに直火焼き=カバーブ


◯シュルッパク
天から王権が降りた5大都市の5番目。都市神はニンリル。
賢人ジウスドゥラが生前に住んでいた。つまり洪水物語の舞台。


◯神格化
人間や半神が神になる事。
神と結婚する事でなれる。
他、伝説的な王になれば高位神というか多分シャマシュの後押しがあればなれる。歴代ウルク王がこれ。
ギルガメッシュはイシュタルの求婚を断り「死すべき者」になったので天界の神にはなれず、神格化しても冥界神。
神としての位は低い。


◯神官
神と人間を繋ぐ役目で、最高神官クラスなら一般人には見えない都市神も認識出来るので仲介役をする。
都市神が高位過ぎて直接会話が出来なければ更に自分の個人神に中継に入って貰う。


※ナディトゥム(高位女神官)
神殿に仕えるバビロン女性の階級。正妻になれても、神聖な立場故子供を産む事が許されず嫁入りする時はシュゲーティムか女奴隷を伴い彼女らに産ませる。夫との行為自体はok。
バビロンの都市神はマルドゥクだが、他にエンリル、エア、イシュタル、ニヌルタ、マダーヌ、グラの神殿もありどのフォロワーでも適用。

※シュゲーティム(下級女神官)
ナディトゥムに伴う下の階級で、自分の姉につく事が多い。ナディトゥムの夫との子供を産み、育児と家事をするのが仕事。なかなか子供が出来ない場合はばっさり切られる。

※アムタム(女奴隷)
売買される女性奴隷は仕事として主人の子供を産む。
シュゲーティムを持たないナディトゥムが雇っている事が多い。

※シッパルのナディトゥムとシュゲーティム(バビロンと違う)
シッパル独特の女性神官。王族や裕福な専門職の父を持つ娘が多い。(本人非公認の)シャマシュの人間の妻である。シャマシュもびっくり。
この嫁入り時のシェリクトゥム(持参金)によってシッパルのエバッバル及びシッパル王政が潤っている。実質女子寮であるガグームに住み、それぞれ商才を発揮するとか。
シャマシュは高位神の為ナディトゥムでさえ直視や直接会話は不可。

シャマシュのルクル
筆者の作品内ではシャマシュの本命という意味合い。
漢字で書くと神殿奴隷。

※バアルのニンディンギル
バアルの女神官長。
筆者の作品内ではエマルのバアル神殿と妻達の神殿の管理人。エマルに福をもたらす存在だと言われている。


◯神殿
神の家。建てるのは基本的に人間。天界にそのまま反映される。その為神殿を建てて維持させるのが王の仕事。
寝室、台所、馬小屋など生活に必要な施設が揃っており、プラスで儀式用の広いエリアがある。


◯神殿娼婦
神と人間を繋ぐという役割である王と交わる事で(その地の)都市神の加護を授けられると信じられている。その為儀式として王に処女を捧げる巫女。


スタイラス
尖筆。粘土板への筆記用具。


◯スッカル
遠方への使者。


◯スフルガル
鯉のオーブン焼き。
鯉をハーブと魚醤で焼いてる。


◯聖婚(ウルクなど)
神が認める正式な結婚。主に神同士、神と人間の結婚を指す。
神と結婚する事で相手の権能を分け与えられる事もあり、人間は神格化する。
因みに聖婚儀礼という儀式はイシュタル✖️ドゥムジが発祥。結婚式はウルク発祥だった。


◯聖数
メソポタミア高位神が持つシンボル数字。なのだがいつどう役に立っているのか不明。一部の神は自分が討伐した魔獣の数だったりする。
アヌ60 ニンフルサグ55 エンリル50 エア40 シン30 シャマシュ20 イシュタル15 ネルガル11  マルドゥク10 ニヌルタ50 


◯相互フォロー
イシュタルくらいしかしていないが、自分の熱心な信者に継続的に祝福をする事。これが神の愛人。


◯大王冠
高位神が被る冠。神7クラスの男神は対になった角が数本ついた帽子のような冠。冥界神ギルガメッシュのような神格化した個人神レベルの神は何も無いか、角が1対のもの。女神は三角錐の帽子のようなものが定番。
ダゴンは冠ではなく魚の形をした帽子?を被っている。


◯太陽の戦車
シャマシュが持つ天を駆ける車。見た目は馬が四輪の荷車を引いているイメージ。
これに乗って東の山の間から南の空を通って西へ入っていき、冥界を通って休憩すると信じられている。またシャマシュは空を駆けながら世界の全てを見たと言われている。


◯ディルムン
楽園の事。
メソポタミアから見たディムルンはバーレーン島を指す。
ウガリット側から見たメソポタミア全土もこう呼ぶ。


◯テーム
意識、正気、理性、判断力の意味。


デスノート
冥界にある死者(直近の予定)の名簿が書かれた粘土板。エレシュキガルが管理している。
天命の粘土板冥界バージョンで、エレシュキガルが書き込まずとも自動で死者のリストが浮かび上がる。
このデスノートに書かれた魂を、ガルラ霊が冥界へ運んでくる。


◯天界
地上の上にあると信じられている神の世界。実際は別空間。基本的に景色は地上のものが反映されている。


◯天上界
天界の上にあると信じられている高位神の世界。つまりは高級住宅街。住民かその使い魔しか立ち入れない。


◯トゥトゥル
古代オリエントの都市。メソポタミアより北部。
ダゴン神と女神サラスを祀っている神殿がある。


◯トゥプシマティ(天命の粘土板)
最高神が持つ神々の運命が記された粘土板。つまりアヌンナキ会議での決定事項が記載され、その内容は強制的に発動される。生き物の寿命を短縮、延命する事も可能。デスノート天界版。これを奪う事で最高神の座も奪うこととなる。
持ち主はエンリル(一度アンズーに奪われニヌルタが奪い返す)→ナブー(マルドゥク傘下書記)→エラ(ネルガル)→アッシュル
生前ギルガメッシュの時代はエンリルが所持している。


ニップル
古代メソポタミアの主要都市。
都市神はエンリル。沼地が多く、洪水も起きやすくお世辞でも住みやすいとは言えずそれでも当時人が集まったのはエンリル信仰のおかげ。イメージカラーは青。
あまり裕福ではない土地で、エクル神殿はエンリル自ら作ったと言われている。


◯ニヌア(ニネヴェ)
古代オリエント文明。アッシリアの首都。街自体は紀元前7千年からある古都。
アッシュルは宗教的中心地で、政治の中心はこちら、アッシュルの神殿を中心にイシュタル、ナブーの神殿もあり、アダド、ネルガル、シャマシュの門(他マシュキ、ハルジ)がある。


◯ニルパッパルディルー石
葬儀に使われる石の1つ。


◯バールー
占い師。語源は「見る人」


◯バビロン
古代メソポタミアの主要都市。
都市神はマルドゥク。エンリル、イシュタル、ニヌルタの神殿もある。イメージカラーは白。
メソポタミア最高のジグラット エ・テメン・アン・キがあった。
絶対的なマルドゥク信仰により、この都市圏であればマルドゥクは絶対に敗れない。
ハンムラビ法典で有名なハンムラビ王もここ。


パンテオン
神々の事。メソポタミアパンテオンメソポタミア神話圏の神の意味。
自然、超常現象を擬人化したもの。人間達のリーダー。人間よりも、寿命が桁違いに長く、知識も身体能力も長け、魔力も高い。ステータスは知名度やフォロワー数によってより強化される。
基本的にはフォロワーからの信仰内容によって特徴や能力が変わり、それを裏切る事は出来ない。


ヒルツム
羊のオーブン焼き。
羊肉に玉ねぎを敷いて、その上に刻んだネギやハーブを乗せて焼く。


◯フォロー
人→神:信仰する事。
神→人:守護する事など。


◯フォロワー
信者の事。多い程神の力が高まる。元々の権能にプラスされて戦闘力が上がる。


◯プズリシュ
メソポタミア用語で保護下の意味。「プズリスシャマシュ」で「シャマシュの保護下」


◯プハードゥム
羊肉の事。羊肉の汁物の事も指す。


◯法典授与
正義の裁判官で執行者シャマシュが王に授与する法典。法律内容はシャマシュが作って書き、それに王が讃美の文章を追記し、最高神がチェック。授与式でシャマシュが直接王に授与する。
有名なのはウル・ナンム法典、リピト・イシュタル法典、エシュヌンナ法典、ハンムラビ法典の4つ。


◯ボルシッパ
メソポタミアのマイナー都市。
都市神はナブー。ナブー就任前はマルドゥクが見ていた。バビロンの近所。イメージカラーはオレンジ。


◯マスグーフ
ラガシュ名物。大きな川魚(鯉)を丸々炭火焼きにしたもの。


◯マリ
メソポタミア神話圏とウガリット神話圏が重なる都市。都市神はダゴンウルクから見れば西アジアへの入り口
ダゴン、イシュタル、シャマシュの神殿がある。


マルドゥクの50の称号
創世神話エヌマエリシュの最後、50の神々がそれぞれマルドゥクを称賛し呼び名をつけた。
因みにマルドゥクとは「全国の王」というか意味らしく。全最高神のエンリルがつけた。
そしてエアは王という権限と能力を彼に与える。


◯水属性(メソポタミア神)
男神の場合これが高い程繁殖力が高い。
メソポタミア神話に於いては、淡水と海水が交わったり(川が海に流れる)、淡水と地が交わる(地面に雨が降る)ことによって子供が生まれるという考え。水とは精子・精液のことであり、例えばエンリルとニンリルの話ではエンリルがニンリルに「水を注ぐ」という表現で懐妊させている。


◯ムー
フレーバーウォーター
ナツメヤシ イチジク ザクロ ブドウなど。


◯ムハルディム
料理人のこと。


◯冥界
アッカド語でクルヌギ シュメール語だとクル・ヌ・ギ
地下の底にある死者の世界。
死者の魂を保管し、冥界神が管理している。暗くて寒くて乾いた世界。
一度落ちれば二度と上に上がれない。
生前に残した息子の数で待遇が変わる。


◯冥界神
冥界王ネルガルの部下にあたる神。
冥界で生まれた神や、天界から落とされた神の事。死んでから神格化したギルガメッシュなど。
例外は天上界から冥界まで唯一自由に行き来できるシャマシュか、半年おきに交代で地上を行き来するドゥムジとゲシュティアンナ。
地上の誰かを身代わりにすれば地上に行ける。
エンリル、ニンリル、シンはシンの弟達を冥界に置く事で地上に上がった。

ウガリット神話圏では
ダゴン(冥界に落ちた?) ネルガル(メソポタミア兼任?) ミシャルが冥界の裁判官をする。
バアルも定期的に死ぬのでその都度冥界行ってるのだろうか?

※資料での冥界神序列(ギルガメッシュ死去後)
①ネルガル②ギルガメッシュ③エレシュキガル④ドゥムジ⑤ナムタル⑥フシュビサグ(ナムタルの妻)⑦ニンギシュジダ⑧ディムピクグ⑨ニンアニグダ(ニンギシュジダの妻)⑩ゲシュティアンナ11アヌナ
ギルガメッシュはエンリルに「死霊の王」となるよう言われていたらしい。その為序列が高い。

冥界の宮殿。下記の冥界神はそれぞれ自分の宮殿を持っている。
ネルガル、ギルガメッシュ、エレシュキガル、ナムタル、ドゥムジ、ニンギシュダ、ディメピメク、ニナジムア。


◯夢解き
夢占いの事。
権能としての夢解きは予言に近い。


◯ラガシュ
古代メソポタミアの主要都市。
都市神はニヌルタ。メソポタミアエラムの境であるザグロス山脈の手前。メソポタミア圏では最も東の都市。漁業、農耕、エラムとの交易が盛ん。イメージカラーは黒。
ウンマと仲が悪く、国境を巡る紛争が絶えない。


◯ラルサ
古代メソポタミアの主要都市。天から王権が降りた5大都市の1つで3番目。
都市神はシャマシュウルクの近所。イメージカラーは同じゴールド。
ライバルはリピト・イシュタル法典で有名なイシン。


レバノン
フワワが守る木。名前は杉だが松の仲間。どう見ても松。
ギルガメッシュをきっかけに伐採が始まり、ソロモンが全滅させた。と言われているが伐採自体はギルガメッシュのフワワ討伐の数千年前から始まっている。筆者の作品では奥地であるレバノン山脈に最初に踏み入れたのがギルガメッシュという解釈。


◯レーシュ・シャッティ
アッカド語で「年のはじめ」シュメル語ではザグ・ムク「年の敷居」


◯ルガル
メソポタミア用語で王の事。
ルガルバンダは小さな王様。


◯ワルク
青菜のソースがけ。サフルゥ(クレソン)、ポロネギなどを切って「神々のソース」をかける。酢の物。